職人手製作べニア vs 超高精度3Dプリントべニア

縁の厚さが100μmの職人手製作べニアと
全体均一の厚さが100μmの超高精度3Dプリントべニア
この2種類には、一体どのような違いがあるのでしょうか?
市販されている多くのブランドや歯科機関が「100μmのラミネート」と謳っていますが、
実際にはそれは縁の最も薄い部分の厚さを指しており、その他の部分は依然として厚いままです。
実際にはそれは縁の最も薄い部分の厚さを指しており、その他の部分は依然として厚いままです。
歯科技工士が手作業で全体を均一な厚さ100μmに仕上げるのは、ほぼ不可能に近いと言えます。
さらに、手作業でラミネートの縁を薄く削るのは、高度な技術と経験が必要です。
技術が不十分ですと、ラミネートが欠けるリスクがあります。
欠けなかったとしても、肉眼では見えない微細なひび割れや欠損が生じる可能性があり、
これがラミネートの耐久性や使用寿命に影響を及ぼす【安全上のリスク】となります。
これがラミネートの耐久性や使用寿命に影響を及ぼす【安全上のリスク】となります。
また、手作業で薄くしたラミネートの表面は粗くなりやすく、食べかすや色素、細菌などが縁に付着しやすくなります。
その結果、虫歯、歯髄炎、歯周病を引き起こし、最悪の場合は歯髄壊死や歯牙脱臼につながることもあります。
手作業で仕上げる粗さを解消するためには追加の研磨処理が必要ですが、
それによってラミネートの欠陥や破損のリスクがさらに高まる可能性があります。
さらに、手作業では主に縁のみを削るため、ラミネートの他の部分の厚みは依然として大きくなります。
そのため、ラミネートを装着する前に、再生できないエナメル質を磨く(薄く削る)必要があります。
つまり、一度装着すると元の歯の状態に戻すことはできず、一生ラミネートを装着し続ける必要があります。
超高精度3Dプリント技術の登場 — 自然な歯を傷つけたくない人への革新的な選択肢

全体が均一厚さ100μmの極薄ラミネートは、単に縁が100μmのラミネートとは本質的に異なります。
超高精度3Dプリント技術は、歯科用ラミネートに画期的な変革をもたらしました。
超高精度3Dプリント技術は、歯科用ラミネートに画期的な変革をもたらしました。
① 歯を削らない*
全体が均一に100μm、最薄部はわずか40~80μmという極薄設計のため、適応症によっては歯を削らずに直接接着することが可能です。
その結果、貴重なエナメル質を保つことができます。
このラミネートは、まるで歯を守る鎧のように機能し、削ることによる知覚過敏、歯痛、咀嚼力の低下などのリスクを軽減し、自然な歯の健康を最大限に守ります。
このラミネートは、まるで歯を守る鎧のように機能し、削ることによる知覚過敏、歯痛、咀嚼力の低下などのリスクを軽減し、自然な歯の健康を最大限に守ります。
② 取り外し可能
歯を削らない*ため、自然な歯へのダメージがほぼありません。
仮にラミネートを使用しなくなった場合でも、エルビウムヤグレーザー剥離技術を用いることで、
仮にラミネートを使用しなくなった場合でも、エルビウムヤグレーザー剥離技術を用いることで、
ラミネートを完全に取り外すことが可能となり、歯への負担を最小限に抑えます。
③ 精密フィット
超高精度3Dプリント技術により、手作業による研磨工程を減らし、誤差や欠陥を最小限に抑えます。
その結果、自然な歯とラミネートの接合部分の密着精度はわずか4μmほどです。
その結果、自然な歯とラミネートの接合部分の密着精度はわずか4μmほどです。
食べかすが挟まることを防ぎ、二次的な虫歯のリスクを抑えます。
またこの精密フィットにより、密着不良による応力集中が原因となる破損を防ぎ、
理論上、ラミネートの寿命を大幅に延ばすことが可能です。
PuSL技術 ― 審美歯科の新時代を切り開く

超高精度3Dプリンティング技術における『投影型マイクロ3Dプリンティング技術 (PuSL)」の誕生は、
ラミネートの審美技術の新時代を切り開いただけでなく、その精密技術の高さから
健康的と審美(デンタルエステ)の両立という新たな選択肢をもたらしました。
この技術は高精度UV光造形投影システムを活用し、プリントモデルを樹脂液面に層ごとに投影、迅速かつ超微細な3D成形を実現します。
その技術により、デジタルモデルから直接、複雑な3D形状の製品を精密に製作できます。
この特許技術*の応用により、
ラボでは厚さわずか40μmのジルコニアラミネートの製作に成功し、
ラボでは厚さわずか40μmのジルコニアラミネートの製作に成功し、
最終的に全体均一厚さ100μm、最薄部40~80μmの極薄ジルコニアラミネートの製作を実現。
完全オーダーメイドで患者様と歯科医師のニーズに応えられる画期的なベニア、LaBriller(ラブリエ)が誕生しました。
LaBriller(ラブリエ)は 美しさを追求しながらも、歯の健康を損なわない新たな審美歯科の選択肢です。
セラミック治療やいままでのベニアと違い、健康な歯を削ることなく美しい歯を手に入れる
審美歯科の新しい選択肢、La Briller(ラブリエ)。
ぜひご検討ください。
* 歯を削らない とは、一部の症例において、ごくわずかな削合または完全に削合なしで行う非侵襲的な修復を指します。
* 特許公開番号:US20210237345A1、CN111873432A
* 特許公開番号:US20210237345A1、CN111873432A